需要と供給
時計買取を行う目的は、買い取ったものを再販売することにあります。そのため、需要の高いもは販売しやすく、買取相場も高くなりやすいと言えます。ただし、人気といっても市場にたくさん出回っているものについては、いくら需要が高くても在庫としてだぶついてしまう事も多いので、相場がそれほど高くならないという事もあります。このように需要と供給のバランスによって時計買取の相場が決まっていくことになります。人気があってそれほど数が多くない物であれば、需要が高く供給が少ないので、高値が付きやすくなります。
時計の希少性
時計買取相場を左右する要素の2つめとして挙げられるのが、時計の希少性です。人気のあるモデルではなくても、販売した個数が少ないものなどは、手に入りずらいために高値を出してでも購入したいと思っている人がいるものです。そのため、希少な時計であれば買取の際に高値が付きやすくなります。限定モデル等でもともと販売される個数が限られているものや、古いモデルで綺麗な状態で残っているものが少ないものは、特に希少性が高く買取価格も上がっています。買取りに出してみると意外と高値が付くことがありますので、有名なモデルではないからとあきらめる前に、一度査定をお願いしてみましょう。
為替レートの影響
時計買取業者に買取られた時計は、国内で販売されるだけではなく、海外で販売されることも多くあります。綺麗な状態で使われ、保存されている日本の中古品は、海外でも人気が高いと言われています。海外で販売されることがあるという事は、通貨の影響が価格に出てくることになります。販売される国と日本円との為替の関係で実際の販売価格が決まるため、利益を出すためには為替レートに応じて買取金額が変えることになります。人気が高く高値で売れるとしても、為替の面で不利になってしまう状況では、買取価格も高くなりにくくなります。その為、少しでも高く買取ってもらいたいのであれば、為替をチェックして売るタイミングを見極めることが重要です。
時価も影響する
時計買取をする際に考える要素として、その時点での時価を参考にするということもの大切です。時計買取業者は再販売する目的で購入するため、どの価格で販売できるかを考え、そこに利益や費用を計算して買取価格を決めていくからです。ですから、中古市場をチェックして、自分の売りたい時計が高く売られているタイミングで買取に出すことが満足のいく価格になることに繋がります。
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