通常査定とは
時計買取に出す時は買取り窓口などに持ち込むのが通常の形でしょう。そこで実際に時計を見てもらい、「需要があるものか」、「人気のある物かどうか」、「希少なものか」、「劣化具合はどうか」などをもとに査定をしていきます。基本的に買取価格は「中古時計の買取相場から買取業者の利益を引く」ことで算出することができます。
店舗に時計を持ち込んで査定してもらうことは、納得がいかない部分があれば聞くことが出来るのがメリットですが、持ち込んだところに知識のあるスタッフがいない場合など、本来の価値を把握してもらえず思うような査定額にならないこともあります。
一括査定とは
一括査定とは、複数の買取業者に査定依頼を行い、査定額を比較することができる出来るものです。特定の買取業者にこだわっていない場合や出来るだけ高い価格で売りたいという時に有効な方法で、比較して一番高いところに売ることができるのが特徴です。ただし、査定を依頼するためには売却を検討している時計を預ける必要があります。もちろん、査定結果を受け売らないことを選択することも出来ますが、一度買取業者に渡すコストや時間がかかってしまうのがデメリットです。
委託販売とは
時計買取の中で、委託販売は他の査定・買取方法とは少し形態が違った形になります。時計を直接業者が買取るのではなく、委託販売の業者が時計を預かり、時計を買ってくれる人を見つけ販売してくれるというものです。不動産仲介の形をイメージしたもらえるとわかりやすいかと思います。委託販売業者に時計販売を依頼し、買い手が見つかり売却したら、その内の数十パーセント(あらかじめ業者と決めた割合)手数料として支払い、残った金額が売った人に入るという形です。自分で値段を決めることが出来る場合は高く売りやすいというメリットがありますが、希望の価格で売れない場合もありますし、最終的に売れない場合は手数料だけがかかってしまうという恐れがある点がデメリットとなります。
店舗買取とは
直接、時計を買取店に持ち込んで査定してもらう形が店舗買取です。直接店舗に持ち込んで目の前で査定してもらうことが多いので、査定額に問題があればその点について直接聞くことが出来ます。そのため、納得して売りやすく、納得いかなければその場ですぐ買取をやめることもできます。
しかし、自宅近くに店舗がなければ移動する時間や費用がかかる場合もあり、高く売れてもコストから考えると利益が少なく感じる可能性もあります。また、時計に詳しいスタッフがいない買取業者に持ち込んだ場合、正当な査定額にならないことも考えられます。
宅配買取とは
宅配買取は宅配便を使って時計を買取業者に送り、査定してもらう方法です。インターネットや電話等で申し込み、自宅から時計を送ることができるので、近くに店舗が無くても利用することが出来る点が大きなメリットです。ただし、査定や入金までに時間がかかってしまうことや査定額についてその場で聞けない、万が一運送中にトラブルが起こる可能性があるのがデメリットです。
出張買取とは
出張買取は買取業者のスタッフを自宅などに来てもらい、その場で査定と買取をしてもらう方法です。店舗に足を運べないという方でも気軽に買取ができ、目の前で査定してもらうことができるので安心感のある買取方法です。ただ、買取業者によっては対応エリアが限られていて利用できない場合があったり、売らないといったがしつこく買取を勧められたり、出張買取ならではのデメリットもあります。
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