ブレゲとは
ブレゲ(BREGUET)は、1775年にパリで開業された時計メーカーです。創業当時の顧客には、ナポレオン・ボナパルトやマリーアントワネットなども名を連ね、まさしく王侯貴族に愛用される時計でした。創業者のアブラアムールイ・ブレゲは、ミニッツリピーター、トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダーなどの数々の発明をしたことでも知られ、「天才時計技師」といわれています。彼の開発した革新的な技術の多くは、現在の時計でも使われていることからも、彼の先進的な才能がわかります。文字盤の装飾では、文字盤に模様を彫り込むギョーシェ文字盤、先に穴の開いたブレゲ針、独特の書体であるブレゲ数字などの優れたデザインが特徴です。
ブレゲの代表的な時計のモデルの「クラシック」シリーズは、創業者であるブレゲのデザインを元に作られました。シンプルで洗練された高級感のあるデザインが特徴です。「マリーン」はフランス海軍の精密時計として開発されたスポーツウォッチです。頑丈なケースやプロテクター付きの竜頭などの実用性と上品な雰囲気を兼ね備えています。「ヘリテージ」は緩やかなカーブが特徴の古典的なデザインの腕時計です。「タイプXX」は、フランス軍のパイロットのために製作された時計を元に作られた時計だけあって、力強さが感じられます。
ブレゲの時計を高く買取ってもらうためのコツ
ブレゲに限らずブランド時計を高く買取ってもらうためには、買取店をよく選ばなければなりません。買取店の出す査定価格は、それぞれの業者によって大きな幅があるからです。買取業者は買取った時計を売って利益を出そうとします。ということは、高く販売できるルートを持っている業者の方が、販売ルートを持たない業者よりは高く買取ってくれるのは当然です。
ですので、まずは海外に販売するルートを持っている業者を探しましょう。なぜなら、ブレゲは海外の富裕層にも人気のあるブランドで、世界的に需要が高いからです。また、自社の店舗で販売している業者も高額査定をしてくれる傾向が見られます。
買取業者は、ゲーム類、古本、貴金属など、それぞれ得意とする分野を持っています。高級なブランド時計を買取ってもらいたい場合は、時計についての専門知識のある時計買取業者に売りましょう。鑑定士の知識がいい加減であれば、品物の価値に見合った価格を提示してくれません。特に、珍しい品であればあるほど、時計専門の業者に持ち込むのがよいでしょう。
逆に、避けるべき業者もあります。例えば、フランチャイズの買取業者です。本部とフランチャイズ契約を結んでいる店舗はロイヤリティを払わなくてはいけませんから、利益を多く出す必要に迫られています。そのため、高額な査定をすることが難しいのです。つまり、買取ってもらうときは直営の店舗を経営している専門業者やネットの買取業者を利用すべきだといえます。
この記事へのコメントはありません。